相談件数の多い虫達 ノミ

ノミはとても多くの種類がいますが、人家の周辺に見られて吸血するものは限られています。現在日本で被害が多いのはネコノミとイヌノミで、殆どの場合ペットから移されます。近年は都市の清潔化にともない、ヒトノミは激減しました。

ネコノミ
イヌノミ

ノミに刺されると!
「手へんに蚤」と書いて「掻く」という字ができたほどで、しつこい痒みが特徴・・・赤い腫れが数日間続き、治ってきても掻くと再び痒さがぶり返します。
日本には殆どいませんが、ネオプスネズミノミはペストを伝染します。

ノミの被害を予防するには!
猫や犬などのペットは常に清潔にし、定期的にノミの予防を行いましょう。
動物病院や薬局で予防用のシャンプー・首輪などを販売しています。
ペットがいなくても野良猫やネズミに注意し、年に何度かは家の大掃除を行いましょう。

ノミが発生したら!
畳の下や部屋の隅を掃除し、ごみは集めて焼き捨て、畳の下の新聞紙等は交換します。ペットの体にノミが見られるときは専用の薬を与え、ペットの寝床や犬小屋などの清掃も充分に行います。 家の中で頻繁に刺される場合は、床下を含めた建物全域の薬剤散布が必要ですので専門業者に依頼しましょう。

 

 

ノミの防除

ノミは他の動物に寄生して吸血する昆虫ですから、寄生されている動物(ペットなど)を正確に把握することが重要です。ペットがいなくても野良猫や野良犬が出入りすることで被害が出たり、ネズミが原因となっている場合もあります。ノミの駆除と同時に発生原因の対策もしなくてはなりません。 >>詳しくはコチラ